≪2018年第47回ベストドレッサー賞 開催概要≫
【開催日時】
2018年11月28日(水)18:00~21:00
【開催場所】
セルリアンタワー 東急ホテル 「セルリアンタワー ボールルーム」(地下2階)
【主催】
一般社団法人日本メンズファッション協会 ベストドレッサー委員会
【協賛】
株式会社AOKIホールディングス
イオンリテール株式会社
AGC株式会社
株式会社ストライプインターナショナル
関彰商事株式会社
帝人株式会社
株式会社レナウン
YKK株式会社
津賀 一宏(政治・経済部門)
PROFILE
パナソニック株式会社 代表取締役社長
1956年11月14日生まれ、大阪府出身。1979年、大阪大学基礎工学部生物工学科卒。1986年、カリフォルニア大学サンタバーバラ校コンピュータサイエンス学科修士課程修了。1979年、松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)入社。マルチメディア開発センター所長を経て、2004年、同社役員に就任。常務役員、オートモーティブシステムズ社社長、専務役員及びAVCネットワークス社社長、代表取締役専務を歴任し、2012年6月、代表取締役社長に就任。2016年からは公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会副会長。
選考理由
本年3月に創業100周年を迎えたパナソニックは、職場の事情やTPOに合わせて判断することを前提に社員の服装を自由化しました。総従業員27万人のリーダーとして新たな挑戦を牽引する津賀さんの服装術はすべて奥様まかせとか。最も信頼できるスタイリストにまかせきったファッションに身を包んだ気さくで穏やかな中に品位と風格を漂わせるベストドレッサーです。
吉俣 良(学術・文化部門)
PROFILE
作曲家・編曲家
1959年9月6日生まれ。鹿児島県出身。1977年、横浜市立大学進学のため上京。在学中よりプロとして音楽活動を始める。1984年から1992年までバンド、リボルバーにキーボードプレイヤーとして参加。その後、数多くのアーティストのバックバンドとして活動をした後、ドラマのサウンドトラックを手がけるようになる。NHK朝の連続テレビ小説『こころ』(2003) 、NHK大河ドラマ『篤姫』(2008) 、『江~姫たちの戦国~』(2011)、『Dr.コトー診療所』(2003、2006)、『風のガーデン』(2008)、映画『四月は君の嘘』(2016)など手がけたサウンドトラックは多数。aiko、ゆず、ORANGE RANGE等のアレンジも手がける。
選考理由
大学在学中からプロの音楽活動を始め、ミュージシャンとして多くのステージに立ち、作曲を手がけ、NHK大河ドラマ『篤姫』のサウンドトラックで不動の地位を築いた吉俣さん。ファッションには子供の頃から興味を持ち、とにかくカッコよいファッションを目指し、唯一の趣味が好きな服を思いっきり買い求めることという、独自のスタイルにこだわるベストドレッサーです。
有村 架純(芸能部門)
PROFILE
女優
1993年2月13日生まれ、兵庫県出身。2010年ドラマ『ハガネの女』でドラマ初出演。2013年NHK 連続テレビ小説『あまちゃん』に出演。2015年映画『ストロボ・エッジ』、『ビリギャル』(アカデミー賞優秀主演女優賞・新人俳優賞受賞)、2016年ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、映画『夏美のホタル』。2017年NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、2018年『かぞくいろ -RAILWAYS わたしたちの出発』、ドラマ『中学聖日記』(主演)など主演作多数。
選考理由
2010年『ハガネの女』でドラマ初出演し、2013年NHK連続テレビ小説『あまちゃん』で大ブレイクし、本年は教師役や母親役など芸域を広める有村さん。古着屋さんめぐりが好きで、シンプルな服のワードローブが多いが、俳優の世界同様、柄物や今までに着たことのない色やスタイルにもチャレンジを宣言し、多様で新しいファッションを楽しむベストドレッサーです。
高橋 一生(芸能部門)
PROFILE
俳優
1980年12月9日生まれ、東京都出身。ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍。近年の主な出演作に、ドラマ『カルテット』、大河ドラマ『おんな城主直虎』、連続テレビ小説『わろてんか』、映画『シン・ゴジラ』、『3月のライオン』、『嘘を愛する女』、『bl ank13』、『空飛ぶタイヤ』など。現在、映画『億男』が公開中のほか、ドラマ『僕らは奇跡でできている』では、主演の大学講師・相河一輝を演じている。2019年は、映画『九月の恋と出会うまで』、『引っ越し大名!』が公開待機中のほか、1月スタートのNHK土曜ドラマ『みかづき』に主演する。
選考理由
大河ドラマ『おんな城主直虎』、連続テレビ小説『わろてんか』、映画『億男』など映画、ドラマ、舞台と幅広く活躍し、数多くのCMにも登場し、顔を見ない日はないと思えるほどの超売れっ子の高橋さん。気に入った服は同じものを何点も揃えるとか、スーツは経年変化を楽しむために必ずコットン素材のものとか、こだわりの強いファッション哲学を持つベストドレッサーです。
中嶋 一貴(スポーツ部門)
PROFILE
レーシングドライバー
1985年1月11日生まれ。愛知県出身。F1ドライバー・中嶋悟を父に持ち、幼少時よりレースを身近に感じながら育つ。1997年、カートレースデビュー。以後、全日本F3、欧州F3、GP2を経て、2008年、ウィリアムズのレギュラードライバーとしてF1デビューし、2シーズン参戦。2011年に帰国、国内でのレースにシフト。2012年、スーパーGT、フォーミュラ・ニッポンに参戦。同年よりWECへトヨタのワークスドライバーとして参戦。2014年、スーパーフォーミュラでタイトルを獲得。2018年、WEC第2戦ル・マン24時間レースで悲願の総合優勝を果たす。
選考理由
2008年ウィリアムズのレギュラードライバーとしてF1デビューし、数々のレースをこなし、本年6月ル・マン24時間レースで、日本車で優勝した史上初の日本人ドライバーとなった中嶋さん。普段はラフな格好をしているというが、機能一辺倒と思われるレーシングスーツにも着こなしにこだわる、父・中嶋悟さんに連なる親子2代のベストドレッサーです。
石川 康晴(特別賞)
PROFILE
株式会社ストライプインターナショナル 代表取締役社長
1970年12月15日岡山市生まれ。岡山大学経済学部卒。京都大学大学院経営学修士(MBA)。94年、23歳で創業。95年クロスカンパニー(現ストライプインターナショナル)を設立。99年に「earth music&ecology」を立ち上げ、SPA(製造小売業)を本格開始。現在30以上のブランドを展開し、グループ売上高は1,300億円、グループ従業員数は6,000名を超える。中国、台湾、ベトナム、インドネシアなど海外各国への進出も強化しており、国内外の店舗数は1,400店まで拡大。ファッションのサブスクリプションサービス「メチャカリ」や、ECデパートメント「STRIPE DEPARTMENT」、ホテル併設型グローバル旗艦店「hotel koe tokyo」など、最新テクノロジーを駆使したプラットフォーム事業・ライフスタイル事業にも注力。公益財団法人 石川文化振興財団の理事長や、現代アートの大型国際展覧会「岡山芸術交流」の総合プロデューサーも務め、地元岡山の文化交流・経済振興にも取り組んでいる。
選考理由
23歳の時に起業し、ストライプインターナショナルを一代で年商1330億円(2017年)、社員数3400人の大企業に育て上げるとともに地元岡山の文化交流・経済振興に活躍する今年48歳の石川さん。服は人格を調整するための道具であり、一番大事なことは、まさにMFUがかつて提案した「TPO」だと言う、アパレル業界の未来を創造するベストドレッサーです。
アルケミスト(MFU推薦枠)
PROFILE
ミュージシャン
こんやしょうたろう(左 1976年8月24日生まれ 宮崎県出身 ボーカル担当)と井尻慶太(右 1976年8月12日生まれ 神奈川県出身 ピアノ担当)による音楽ユニット。1997年、ともに学んでいた玉川大学在学中に結成。卒業後、積極的なライブ活動とともにラジオ、テレビにも活躍の場を広げる。2003年のファースト『リトルネロ』以降、2014年の『アルケミストイレブン』までミニアルバムを含め10枚のアルバム、8枚のマキシシングルを発表。ライブでは客席から出された三つのお題を入れ込んだ歌をその場で作って披露する“即興のコーナー”が恒例。
選考理由
せつなく柔らかいピアノの井尻慶太さんと、やさしくあたたかい歌のこんやしょうたろうさんによる音楽ユニット、アルケミスト。二人は玉川大学在学中に結成し、今や年間100本以上のステージをこなしています。その音楽同様に、ステージ衣装も照明効果を考えたり細部まで気を配るファッションで、聞く人に感動と夢を与え、自らも輝き続けるベストドレッサーです。
≪第7回 渋谷ストリート・ベストドレッサー賞 開催概要≫
【開催日時】
平成30年11月25日(日)13:00~14:00(授賞セレモニー&ミニトークショー)
【開催場所】
渋谷駅「ハチ公前 広場」
【主催】
一般社団法人日本メンズファッション協会 / 株式会社ジャパンデザイン
【後援】
渋谷区