ベストドレッサー賞 開催概要

ベストドレッサー賞

2023年第52回
ベストドレッサー賞 開催概要

発表・授賞式

【開催日時】
2023年11月29日(水)18:45~20:40
【開催場所】
セルリアンタワー東急ホテル『セルリアンタワーボールルーム』(地下2階)
【主催】
一般社団法人日本メンズファッション協会 ベストドレッサー委員会
【協賛】
サントリー株式会社
関彰商事株式会社
太陽生命保険株式会社
タキイ種苗株式会社
帝人フロンティア株式会社
東急グループ
株式会社ハースト婦人画報社

受賞者プロフィール

水口 貴文(政治・経済部門)

水口 貴文(政治・経済部門)

PROFILE

スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社
代表取締役最高経営責任者(CEO)
1967年1月10日生まれ、東京都出身。上智大学法学部卒業、イタリアの大学院に留学。MBA取得後、プライスウォーターハウスコンサルティング入社。その後実家の靴製造会社を経て、2001年LVJグループ、ルイ・ヴィトンジャパン入社。10年同グループ、ロエベジャパンプレジデント&CEOに就任。14年9月、スターバックスコーヒージャパン入社。COO(最高執行責任者)を経て、16年よりCEO(代表取締役最高経営責任者)に就任。

選考理由

高級ブランドのスーツに身を包んだラグジュアリーブランドの経営者から転身し、ジャケパンスタイルでスターバックスの陣頭指揮を執るCEOの水口さん。利益と社会的良心を両立させ、優れた永続性のある企業を築くという使命感をもって、芳醇な香りの中で常に笑顔を絶やさない気さくで清潔感溢れるベストドレッサーです。


隈 研吾(学術・文化部門)

隈 研吾(学術・文化部門)

PROFILE

建築家
1954年8月8日生まれ、神奈川県出身。東京大学工学部建築学科を卒業後、東京大学大学院建築意匠専攻修士課程を修了。90年、隈研吾建築都市設計事務所設立。慶應義塾大学教授、東京大学教授を経て現在、東京大学特別教授・名誉教授。40を超える国々でプロジェクトが進行中。自然と技術と人間の新しい関係を切り開く建築を提案。主な著書に『全仕事』(大和書房)、『点・線・面』(岩波書店)、『負ける建築』(岩波書店)、『自然な建築』(岩波書店)、ほか多数。

選考理由

あくなき好奇心こそクリエイションの源という、日本を代表する建築家の隈さん。世界中どんな長旅でもショルダーバッグ一つしか持たないと決めていて、設計において現場の職人さんとのコミュニケーションを大事にするといい、自然との融合や人情味を大切にする、活動的な中に凛とした信念を持ったベストドレッサーです。


赤楚 衛二(芸能部門)

赤楚 衛二(芸能部門)

PROFILE

俳優
1994年3月1日生まれ、愛知県出身。2017年『仮面ライダービルド』(テレビ朝日系)に出演。20年の主演ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京系)は、22年に映画化も。21年にドラマ『SUPERRICH』(フジテレビ系)、22年に連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK)、23年には初のゴールデン単独主演ドラマ『こっち向いてよ向井くん』(日本テレビ系)などに出演。24年は『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(Netflix)が控える。

選考理由

NHK連続テレビ小説『舞い上がれ』での好演をはじめ、出演作がとぎれることなく引っ張りだこの俳優の赤楚さん。どんなことにも好奇心と実践力を発揮し、先輩の健康法を取り入れ、先輩のファッションに関心をもち、周りの人の生き方に学び、経験と知識を大切にする、思慮深く礼儀正しい次代を期待されるベストドレッサーです。


川口 春奈(芸能部門)

川口 春奈(芸能部門)

PROFILE

俳優
1995年2月10日生まれ、長崎県出身。2007年に雑誌オーディションでグランプリを獲得し、09年に俳優デビュー。近年はNHK大河ドラマ『麒麟がくる』、連続テレビ小説『ちむどんどん』などに出演。22年、主演ドラマ『silent』(フジテレビ系)が話題を集め、エランドール賞新人賞を受賞。現在『ニンゲン観察バラエティモニタリング』(TBS系、木曜20:00~)にレギュラー出演中。今年3月、フェンディのジャパンブランドアンバサダーに就任。YouTube「はーちゃんねる」も人気。

選考理由

今やテレビで、街頭で、電車内で、そして、雑誌の表紙でと、その姿を見ない日はないほど、国民的な存在となった川口さん。自分の時間、考える時間を大切にし、普段のカジュアルから高級ブランドに身を包んだドレッシーなスタイルまで、そのファッションに同化し、より美しく着こなす、素直で自然体のベストドレッサーです。


栗山 英樹(スポーツ部門)

栗山 英樹(スポーツ部門)

PROFILE

2023WBC 日本代表監督
1961年4月26日生まれ、東京都出身。84年にヤクルトスワローズに入団。89年にゴールデングラブ賞を獲得するなど活躍したが、怪我や病気が重なり90年に引退。その後は野球解説者、スポーツジャーナリストに転身した。2012年に北海道日本ハムファイターズの監督に就任。同年、監督1年目でパ・リーグ制覇。16年には日本一に導いた。21年まで同チームの監督を務めたのち、22年から日本代表監督に。23年3月のWBCでは3大会ぶりの優勝を果たした。

選考理由

日本人の心を一つにさせ、誇りと自信を持たせた侍ジャパンの前監督の栗山さん。選手に嘘をつかない、情に流されない、信じ切るという監督としての信念は自身の生き方そのものであり、ほとんどネクタイ着用のスタイルも相手に失礼にならないようにとの気遣いのあらわれという強靭な精神力をもったベストドレッサーです。


伊東 玄聖(特別賞)

伊東 玄聖(特別賞)

PROFILE

ノーベル平和賞受賞者世界サミット 副会長
1978年7月30日生まれ、東京都出身。スイスに留学後、96年にアメリカの大学に進学。98年に休学して比叡山延暦寺にて得度し、伊東玄聖として修行の道へ。2002年、筑波大学大学院の一貫性博士課程に入学。05年に修士号取得後、博士課程中退。以降、NPOアスカ海外文化交流会副会長として活動する傍ら、「ノーベル平和賞受賞者世界サミット」にも関わり、12年アジア特別代表、16年理事に就任。19年から副会長を務める。

選考理由

ゴルバチョフ元ロシア大統領が立ち上げた「ノーベル平和賞受賞者世界サミット」を初回からずっとサポートし続ける、僧侶でもある伊東さん。海外留学で国際感覚を養うとともに、日本の文化、精神、思想に造詣を深め、誰もが心の安寧を得られるように世の中の安穏を願い、精力的に活動する才色兼備のベストドレッサーです。